内科・腎臓内科・人工透析センター
	三河クリニック TEL(0564)63-2480

　医療機関で使用されているＭＥ機器（医用電気機器）は、
　医療技術の発展とともに日々進歩しており、
　医療の質の向上に貢献し大切な生命を守っています。

　それらＭＥ機器の操作や点検には専門的な知識が必要です。

　臨床工学技士（ＣＥ）とは、厚生労働大臣の免許を受けて、
　医師の指示の下に生命維持管理装置（※）の操作及び、
　保守点検を行う医療技術者です。

（※ 生命維持管理装置：　呼吸（肺）、循環（心臓）、代謝（腎臓）の機能の一部を代行する装置）

　近年、医療機器の高度化、複雑化する装置の取り扱い、
　そして保守点検といった内容が重要視されています。

　当院のＣＥ部でも3名の臨床工学技士が、
　患者様に安全な治療を提供する事を目的に業務に携わっております。

　ＣＥ部の臨床業務として、透析の穿刺や回収を看護師と共に行っております。

　このほかに透析中の透析装置使用中点検、透析回路の準備、RO水・透析液の作成と管理を行います。

　ME機器の保守管理は、透析室で使用される医療器機すべてを対象に行っており、
　点検及び消耗部品の交換等を定期的に行っております。

　臨床知識の向上の為、学会認定士の取得、そしてＭＥ機器を保守管理するにあたり
　各メーカーのメンテナンス講習会に参加し、技術認定を修了しております。

　臨床工学技士として医療機器を中心に透析治療の向上を図り、
　また看護師は患者様を中心に看護の視点から医療の質の向上を図れるよう業務分担を行っております。

　透析室の事故対策、透析材料等の評価、災害時の対応なども医療スタッフと定期的に話し合い、
　患者様が安心して治療が行えるよう努力しております。

　　

●透析関連