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 性?
 

 「いのち」って、すごーく不思議だ。
?
 だって、
ヒトの精子の数は、通常3億以上/3cc/1回射出とか。
この中の1個が100万分の1の成熟卵胞・卵子と結ばれたのが、私たち一人一人とか。
正確には、さらに、掛ける1万回分の1の‘いのち’と言うべきか。
生涯回数から、考えると。
でも、
・・・生涯回数って、そんな程度?
いや、ほんとうは、・・・もっと少ないんだけど不断に精子が産出されているから、
ちょうどこの位の数になるのでは?
 
あれやこれやで、私たち一人一人が生まれてくる確率は300京分の1ということになる。
例えて考えるなら、
ひとつの命は、人口60億の地球が5億個あって、その中の一人一人が私たちと言うほど希有、珍まれな存在ってことなんだ。
宝くじの一等は100万分の1以下の確立だから、宝くじなら3兆回も当っていい数だ。
 
ある精子と卵子の不思議な「で愛」が、
子宮を借りて、種の保存の壮大な歴史が拓かれているってこと。

必死な活動だ。
生命活動の頂点を成している。性が生を従えているのだ。
異変も起きている。
セックスレスだ。

  
自分、あるいは誰ものほんのひとつの「いのち」はこんなに重いものだったのか。
これが、愛しくないなんて?

?
 

だから、
自分が育まれた以上の明るい家庭を、築くことが、・・・希望?

ならば、三世代同居なんって、
絵のようじゃないかな?
地獄絵だって?

・・・かもね!

でも、そこに確かな人間の営みがあるんじゃないかなぁー。
できるなら、広い庭で離れもあってさ、梢では小鳥もさえずるほどなら、プライバシーも保たれていいんだけど。

’97 初春 Zhengde