12月31日 その2

アブチロン(浮釣木)の花も咲きそうだ。葵の一種らしいが、枝振りは控えめで可愛らしい。花は派手そうだが、草木の類いは枝振りが一番だ。

12月31日

床屋をしてもらいいたってご機嫌だ。女房殿には申し訳ないが、私はこれで後はそばを食うだけだ。今日は何十年ぶりかで紅白歌合戦も見られそうだ。こんな状態で言うのもなんだが実にいい年の瀬だ。

12月30日 その2

最近はテレビ三昧だが、来年のドラマが真田幸村なのは嬉しい。戦国時代のことはテレビでくらいしか情報が入らないが、幸村はこれまであまり見たことがない。今有るイメージでは頭のよい武将で、少ない軍勢で家康を悩ませたようだ。今更人生には役に立たないだろうが、死ぬまでに知らないことが一つ減ることは嬉しい。

12月30日

やっと出てきてみたら、世の中ではISなる組織が話題になっている。私はISは旧イラクの官僚組織だと思っている。アメリカがイラクに攻め入ったときに、旧イラクの官僚は「フセインを排除するのに協力してもいい。その代わりに我々に国を治めさせてくれ。」と言ったがアメリカはそれを断ったという。私はその官僚組織がISだと思っている。日本で戦後の復興に成功したのは、天皇陛下の存在が大きいという意見もあるが、私は官僚組織が残った影響も大きかったと思う。『企業は人なり』と言われるが、経営者は簡単に変えられても人(社員)はそう簡単には変わらない。今多くの『アラブの春』が失敗しているのも、私はその配慮が足りなかったからだろうと思っている。仮に民主主義や資本主義が正しかったとしても、それを実現する組織がなければ調和の取れた国という組織は自然にはできないのだろうと私には思える。

12月29日

やっと退院ができた。そもそも何で栄養が足りないがごときの人間が入院をしなくてはならないのか、私には凄く不思議だった。だから私にとってはこれでやっと『普通』に戻ったような状況だ。