小坂俊史作品について色々話してみよう!

…ファンサイトでもないのに?(笑)
ええねん、好きやからこそ語りたいねん。
ていうか、4コマ誌はみなタイトルが似すぎだと思います。
まぁ実際語る事はファンサイトなどですでに語られてると思われます。
突発的に思いついたことなのでそれらが未確認だったり。
笑って見逃して…はくれないだろうなぁ、やっぱり。
そういうことなのでこのページ、ある日突然蒸発するかも…(笑)

でも、小坂作品が好きだってのは紛れもない事実ですよ?

〜更新履歴〜
12月25日 小ネタ編・その6を追加
12月17日 それぞれの作品に対する考察その9−2、その10を追加、3章の小ネタ編作成
11月3日 それぞれの作品に対する考察その8、その9を追加


序章 ボクと小坂作品

小坂作品は数ある4コマ作家の中でも、個人的には1,2を争う作家だと思います。ダテに4コマ王子と呼ばれてません。とは言いつつも、基本的にまんがくらぶオリジナル以外は買ってないので、今現在連載中のハルコビヨリ以外は単行本追い、もしくは突発的立ち読み追いということになりますが(笑)。いくら4コマ誌が安くても、全部買ってたら破産するっちゅうねん。日本初の4コマ破産(謎)

1章 小坂作品ラインナップ

せんせいになれません

まんがくらぶ連載。俺の中では全作品中ナンバーワン。以下に語る考察では主にこの作品がメインになる。

ハルコビヨリ

まんがくらぶオリジナル連載。フリップ電撃最終回の翌月から連載開始。フリップを上回りそうな予感。

サークルコレクション

まんがライフオリジナル連載。かなりの数のサークルが登場するが、決して同人誌を作ったりする話ではない(爆)。…いや、それ以下に謎のサークルが多い。

とびだせ漂流家族

まんがライフ連載。連載開始時は正直、おもしろくないと思ったが今は別。軌道に乗ってかなり面白くなってきた。

月刊フリップ編集日誌

まんがくらぶオリジナル02年9月号で電撃最終回。全40回(=持ち込みくんが持ち込んだ回数)。コミックスは2巻完結で発売中。

ひがわり娘

まんがタイムオリジナル連載。主人公笹木まみを含めたメイン3人の職業などは毎回違うなど、他作品とは毛色が違う。小坂作品私的ランキング2位。

サイダースファンクラブ

なんか、臨時増刊の時に突発的に描かれるようです。最新作はまんがライフオリジナル・ももせたまみスペシャルにて描かれました。

他にも他誌読みきりなどがあるが、知らんのもあるハズなので割愛。

2章 それぞれの作品に対する考察

小坂作品を色々読んでいて気付いたことが出てきたので、チョコチョコ語ってみようかと。最初に書いたとおり、既に他サイトで語られてる可能性高し。主に、各作品のリンク性について。

その1 3組の怪(せんせいになれません)

教育実習生として河田が西の台小学校へ行った時、受け持ったのは5年生(せんせいになれません1巻11ページ)。この最初の4コマ“1勝2敗”の最後のコマには「ちなみに3組はおとなしくドッジボールだ」と書かれている。しかしながら、同2巻34ページの西の台小学校教職員名簿を見ても分かる通り、5年3組など存在していない。仮に1年後、正式な教員として赴任したとしても(同1巻19ページ)、6年生はやはり2クラスしかない。ていうか、もともと河田と池田って臨時教員だったような…。

その2 サイダースメンバーの出自(サイダースファンクラブ、せんせいになれません)

サイダースのメンバー、ギター兼ヴォーカルのやよい、ベース兼ヴォーカルのむつき、ドラムのしわす。この3人は河田の教え子である可能性が高い。というのも、せんせいになれません1巻130ページ・6年2組女子名簿にあまりにも似た3人がいるからである。

友沢むつき 弟を泣かすのが趣味。そのせいか弟は図書室に引きこもり気味。
中野やよい 歌を歌うことと炭酸飲料の大好きな女の子。
米良しわす ドラクエが出るたびに「呪文みたい」と言われうんざりしている。

と、こんなカンジで紹介されている。むつきとしわすはともかく、やよいの紹介文に書いてある炭酸飲料はサイダーのことと思われる。また、せんせい作中でもこの3人はつるんでいることが多い。

その3 2軒のそば忠(月刊フリップ編集日誌、せんせいになれません)

この2作品にはそば忠という同じ名前の蕎麦屋が存在する。この蕎麦屋の店主はとてもよく似ているので、一見同じ蕎麦屋かと思われる。そこでひとつ見逃してはならない点がある。フリップに登場する女流作家、町田ルミネがサイダースのライブチケットを持っていたことである(月刊フリップ編集日誌2巻19ページ)。また、町田の部屋に貼ってあるサイダースのポスターから、同一ユニットであることが確認される。したがってその2で書いたサイダースが西の台OBであることから推測すると、望月もものいるフリップとサイダースは同時代としても、せんせいになれませんはそれより少なくとも5年以上は昔。よって同じ蕎麦屋ではあるが、時代は違うと見て良いと思います。

その4 したがって河田の読んでるフリップは?(せんせいになれません)

2巻70ページで河田がフリップを読んでいるが、望月ももによるミスはないと思います。浦辺さんはルーキーぐらいでいるかもしれません。中日ファンの編集長は確実にいますが。どちらにせよ、この時代もフリップは低空飛行なんでしょう。当時のメインは古川アキラ、町田ルミネそして白根一雪か。

その5 その2〜4を否定する(月刊フリップ編集日誌、せんせいになれません)

…と、まぁそう書いてみましたが、フリップ2巻70ページにある町田のライブチケットには2001年1月29日と書いてあるし、せんせい1巻75ページにはミレニアムネタがあるので、結局パラレル的なモノですよ。あれだけ語っといてそれかよ!(笑)…う〜ん、サイダースメンバーが14歳には見えんしなぁ…。

その6 望月もも対永井ハルコ(月刊フリップ編集日誌、ハルコビヨリ)

ちなみに、月刊フリップ編集日誌の最終話(2巻128ページ)には永井ハルコと思われる人物が登場しています。でもハルコビヨリ本編とは働いてる店が違うような…。

その7.児童文学研究会対サイダース(サークルコレクション、サイダースファンクラブ、せんせいになれません)

まずはその2で取り上げた友沢むつきの紹介文を思い出してください。「弟をいじめるのが趣味。そのせいか弟は図書室に引きこもり気味」と書かれています。そして児童文学研究会部長は姿のそっくりな友沢和文。つまり、この二人は姉弟説が出てきます。児童文学に惹かれたのがこの時と考えれば辻褄が合います。…さっきそういうのは作者の遊びという結論出したのに(笑)。…まぁ、そうなるとサイダースメンバーは大学生以上かと予想されます(サーコレ、サイダース間の設定では)。

その8.笹木まみフリップを立ち読む(ひがわり娘、月刊フリップ編集日誌)

ひがわり娘2巻6ページでフリップを立ち読んで笑いをこらえている笹木まみが描かれておりますが、そのフリップの中で何が面白かったのかは謎。フリップの中でギャグマンガ(本編で出てきたものでは)といえば白根一雪の地獄のかぶと虫?なお、ひがわり娘2巻には、ユニクロのポスターに浦辺さん(58ページ)と望月もも(75ページ)に出ています。この際、浦辺さんには28歳編集者の肩書きがついています。つまりフリップ連載時の6年目という設定に一致。よって望月ももが入社した時とも一致するので、もしかしたらこの6ページで笹木まみが笑っていたのは、ももによる誤植だった可能性もあるのでは?(笑)

その9.三杉里(ひがわり娘、月刊フリップ編集日誌)

この2作品に関わらず、小坂作品には三杉里なる駅が登場する事が多い。ただそれだけ。ちなみに、ひがわり娘2巻に収録されたその28.生徒会長立候補のササキさんで笹木まみとの生徒会長争いに勝った三杉里佳(49ページ)も密かに三杉里の字が入っている。ただそれだけ。

その9−2.三杉里追加編(月刊フリップ編集日誌、せんせいになれません)

そう言えば、せんせいになれません1巻90ページで、河田が三杉里なる酒を持っていたし、フリップ2巻の71ページには三杉里子というグラビアタレントも登場した。しかしサーコレ内に「三杉里同好会」の類が登場しないのは謎だ。…ところで次の力士ネタは朝青龍だろうか

その10.ハムスターつながり?(サークルコレクション、せんせいになれません)

せんせいになれませんで6年1組に所属する女子生徒・伊庭成海。掃除用具入れでハムスターを4日も飼い続けた(4日ばれなかったのは凄いと思うが)実績があるのだが、サーコレ1巻101ページに登場するハムスター同好会の女子大生は彼女に似ている気がする。考察その7で語った、サーコレとサイダースでの時間軸を考えれば辻褄は合ってるんだけど…ちと強引か。ちなみにこのハム同、せんせいになれませんで6年2組所属の古賀政邦も入ってる可能性も。無論、西条大に進学していればですが…って別に他大生でもいいのか。矢野がそうだし。

3章 小ネタ編

ここからは作品間のリンクとは繋がらない、それ以外の小ネタなどについて追及していきます。

その1.ユニフォーム瞬間変化(せんせいになれません)

1巻65ページで河田が読んでいるスポーツ新聞(野球が一面ならスポーツだと思われ)は1コマめと3コマめと4コマめのロッテのユニフォームが変わっている。だんだんと昔のユニフォームに…。

その2.ゲスト出演?(せんせいになれません)

1巻125ページには見慣れない女子生徒が登場している。同コマ内に相沢由紀子や中野やよいの姿が確認できる以上、間違いなく6年2組の教室である。そしてこの見慣れぬ女子生徒はもしやひがわり娘の「木村めぐみ」ではなかろうか?毎回キャラの設定が変わるひがわり娘なら時空を越えた出演が可能?(笑)

その3.セクハラ(せんせいになれません)

1巻121ページで、セクハラを目論んだ河田と池田。…さて、誰に対してするつもりだったのか?とりあえず2巻34ページの教職員名簿から考えて、予測できるのは5人。4−2の田中恵梨子、養護学級の三浦愛、家庭科の沢口正子、音楽の大滝あゆみ、保健医の和泉なな子。やっぱり、和泉と沢口だとは思う。理由はその他の人間は本編でほぼ出てこないこと。それと4コマ目で2人が職員室を出ようとしていること。普通の教師なら職員室にいるハズなので出て行く必要はなく、従って向かう先は保健室(沢口は高確率で保健室でサボる)。しかもこの時和泉は保健室に住み着いてるので、確実にいるし。つーか、保健室のベッドに「巨乳マガジン」を隠している時点で充分セクハラではないかと(笑)。…まぁ白衣とかそういうのに惹かれる気持ちはよく分かる。あと、河田と比べて池田の保健室率が異様に高い気がするのは気のせいか?

その4.ユニフォーム交換(サークルコレクション)

前期試験で黒瀬の試験を受けた際、グラウンド30周を選択した友沢(1巻64ページ)。このテストを通して、ある人物(友沢のすぐ後ろを走っていた彼)と健闘を讃えあい、ユニフォーム交換をしたらしい。そして友沢は次月の合宿において早速その服を着用しているのである(66ページ)。Udonsと書かれていることから、おそらくはきつねうどん同好会のメンバー。西条大のことだからたぬきうどん同好会(ちなみに6ページではきつねうどん「愛好会」の存在が確認できるが、きつねうどん同好会との関連は不明)とかの可能性もあるが。さらに友沢はおでん同好会ともユニフォーム交換をした模様(75ページ、Odens)。しかしながらおでん同好会は文化祭後に潰れたため(88ページ)、現在は入手困難なレアアイテムとなっている

その5.持ちこみくんの悲劇(月刊フリップ編集日誌)

最終回までの40ヶ月、延々と持ち込みを続けながらも結果の出なかった持ちこみくん。21戦目(2巻15ページ)では持ちこみくんの後輩に即掲載を持って行かれたりもした。そう言えば、その2号こと小林コージくんは即掲載の後、そのまま連載も勝ち取った模様(2巻50ページ)。浦辺さんとの打ち合わせで彼が持っているのは明らかにマンガの原稿なため、イラストなどの仕事ではないのが分かる。しかしながらそれが彼の実力なのか、それとも実家が焼き肉屋であることに起因しているのか、それは分からない。浦辺さんもあれで結構いい加減な性格なんで…(笑)。けれど、持ちこみくんには負けずにがんばってもらいたいと思うのです。

その6.何で今まで気付かなかったんだろう?(サイダースファンクラブ)

来年のカレンダーを見た時のこと、ふとサイダースを思い出す。一月は睦月。で、三月は弥生、十二月は師走。やよい→3月、むつき→1月、しわす→12月。…そうか、3(サ)1(イ)12(ダース)なんだ!!ホントに、何でこんな簡単な事に気付かなかったんだろう。前述の「それぞれの作品に対する考察・その2」が完全に固定観念になってて全く気付かなかった…。単にサイダーから付いたんじゃなかったんだ…。少し感動。


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